2025年11月26日
こんにちは!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます✨
歩くと足首が痛い、立っているだけで疲れやすい、靴の外側ばかり減る…。
こうした不調の原因として近年注目されているのが「距骨(きょこつ)」のズレです。
距骨は足首の中心にある重要な骨で、体重や衝撃を受け止める“土台のボルト”のような存在。
この距骨がズレると、足の不調だけでなく、膝・腰・姿勢にまで影響が広がります。

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■ 距骨とは?足と全身をつなぐ重要な骨
距骨は足首のちょうど中央にある骨で、脛(すね)の骨と踵(かかと)をつないでいます。
特徴は以下の通り:
・筋肉が直接付いていない骨 → だからズレやすい
・全身の体重を受け止める
・足首の動きをコントロールする役割
つまり、少しの姿勢のクセや歩き方の偏りでも簡単にズレてしまう繊細な骨なのです。
■ 距骨がズレる主な原因
1. 足首が内側に倒れる「過回内(オーバープロネーション)」
歩くと足が内側に倒れ込むクセがあると、距骨が内側へ引っ張られズレやすくなります。
2. ヒール・厚底・合わない靴
・かかとが高い靴
・幅が合っていない靴
・中敷きが薄い靴
これらは足首の角度を不自然に変え、距骨の位置を乱します。
3. 立ち方・姿勢のクセ
・片足重心
・内股
・反り腰
・がに股
いずれも距骨に偏った負荷がかかり「ズレ」を助長します。
4. 運動不足による足裏アーチの弱化
足裏の筋肉が弱ると、土踏まずが崩れ、距骨が支えを失って不安定になります。
5. 過去の捻挫
捻挫は靱帯を伸ばし、足首を不安定にします。
そのまま放置すると距骨のズレが慢性化しやすくなります。
■ 距骨がズレると起こる不調
距骨は全身バランスの中心に近い位置にあるため、ズレると影響が広範囲に及びます。
・足首の痛み・だるさ
・偏平足・外反母趾・内反小趾
・膝痛
・腰痛
・姿勢が悪くなる
・冷え・むくみ
・歩行が疲れやすい
放っておくと慢性痛や歩行トラブルに発展することも珍しくありません。
■ 自分でできる改善・対策方法
① 足首の柔軟性を取り戻すストレッチ
● 距骨まわし(おすすめ)
1. 椅子に座る
2. 片足を反対の太ももに乗せる
3. かかとをしっかり固定
4. くるぶしの少し下あたりを持ち、大きく円を描くように回す
→ 足首の歪みを整えるのに非常に効果的です。
② 足裏アーチを鍛えるトレーニング
● タオルギャザー
床にタオルを敷き、足指で手前に引き寄せる運動。
土踏まずのアーチ改善に最適。
● グー・チョキ・パー運動
足指の筋力を取り戻し、距骨の支えが安定します。
③ 正しい立ち方を意識する
・かかと・母指球・小指球の「3点」に体重を乗せる
・つま先は正面へ
・片足に寄りかからない
これだけで距骨への負担が大きく減ります。
④ 靴を見直す
合わない靴は距骨ズレの大きな原因。
以下を満たす靴が理想です:
・かかとがしっかり支えられる
・足幅が合っている
・クッション性がある
・つま先が広め
⑤ インソールの活用
足裏アーチを支えるインソールは、距骨の位置を安定させ、歩き方を自然に整えます。
外反母趾や偏平足の悩みがある方には非常に有効。
■ まとめ:距骨を整えると全身が整う
距骨のズレは「足首の問題」では終わらず、姿勢・歩行・全身の痛みに広がることがあります。
しかし、原因を理解し、日々のケアや靴の見直しを行うことで改善は可能です。
・足首ストレッチ
・足裏トレーニング
・正しい姿勢
・靴選び
これらを組み合わせることで、距骨は本来の位置を取り戻し、歩きやすく疲れにくい身体に変わっていきます。
本日もご覧いただきありがとうございました😌
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