2024年07月01日

O脚を自分で治すための3つのステップ Part②

こんにちは。

いつもブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

前回に引き続き、本日はO脚になる原因について書いていこうと思います。


O脚になる原因は?


O脚は複数の要因が複雑に絡み合っています。

これらの要因を理解することは、O脚の予防や改善に向けた第一歩となります。

主な原因として、遺伝的要因、成長過程での異常、姿勢の問題、

筋肉のアンバランス、そして生活習慣などが挙げられます。

 

遺伝的要因は、骨格構造や筋肉の付着位置などに影響を与え、

O脚の素因となる可能性があります。

また、成長過程での栄養不足やホルモンバランスの乱れも、

骨や筋肉の発達に影響を与え、O脚を引き起こす可能性があります。

 


O脚になる姿勢とは


O脚を引き起こす、または悪化させる姿勢は日常生活の中に潜んでいます。

これらの姿勢を意識し、改善することで、

O脚の予防や軽減に大きく貢献できる可能性があります。

 

■O脚を促進する代表的な姿勢

①内股立ち

大腿骨の内旋を引き起こし、膝関節の配列を乱す可能性があります。

この姿勢を長時間維持すると、膝が外側に押し出され、O脚の原因となることがあります。

特に、長時間立ち仕事をする人や、習慣的に内股で立つ人は注意が必要です。

 

②膝の過伸展

いわゆる「反張膝」の姿勢も、O脚を悪化させる要因の一つです。

この姿勢は膝関節に過度な負担をかけ、関節の安定性を低下させる可能性があります。

結果として、膝が外側に押し出され、O脚の傾向が強まることがあります。

 

③足を大きく開いた座位姿勢

O脚を促進する可能性がある姿勢です。

この姿勢を長時間維持すると、内転筋群の柔軟性が低下し、外転筋群の緊張が高まる可能性があります。

その結果、立位時に膝が外側に引っ張られ、O脚の傾向が強まることがあります。

 


O脚になる歩き方とは?


歩き方はO脚の形成や進行に大きな影響を与えます。

不適切な歩行パターンは、筋肉のアンバランスを引き起こし、関節への負担を増加させ、結果としてO脚を悪化させる可能性があります。

 

■O脚を助長する代表的な歩き方

①がに股歩行

足先を外側に向けて歩く歩き方です。

この歩行パターンは、大腿骨を外旋させ、膝関節の配列を乱す可能性があります。

長期間にわたってこの歩き方を続けると、膝が外側に押し出され、O脚の傾向が強まることがあります。

 

②内股歩行

O脚を悪化させる要因の一つです。

この歩き方は、大腿骨を内旋させ、膝関節に異常な負荷をかけます。

結果として、膝が外側に押し出され、O脚の形成を促進する可能性があります。

 

③膝の過伸展歩行

いわゆる「反張膝」での歩行も、O脚を悪化させる歩き方です。

この歩行パターンは、膝関節に過度な負担をかけ、関節の安定性を低下させます。その結果、膝が外側に押し出され、O脚の傾向が強まることがあります。

 

また、運動不足によって下肢の筋力が低下している場合、適切な歩行パターンを維持することが難しくなり、結果としてO脚を助長する歩き方になることがあります。

 

適切な歩行パターンを意識し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることで、O脚の予防や改善に繋がることもあります。


O脚になる生活習慣とは?


日常生活の中にある様々な習慣が、知らず知らずのうちにO脚の形成や悪化に寄与している可能性があります。

生活習慣を理解し、適切に改善することで、O脚の予防や軽減に繋がります。

■O脚を促進する可能性がある生活習慣

①長時間の座位作業

特に足を大きく開いた状態で座ることが多い場合、O脚のリスクを高める可能性があります。

この姿勢は内転筋群の柔軟性を低下させ、外転筋群の緊張を高めることで、立位時に膝が外側に引っ張られやすくなります。

 

②不適切な靴の使用

O脚の原因となり得ます。特に、ハイヒールの常用は、足首の過度な外反を引き起こし、膝関節の配列を乱す可能性があります。また、アーチサポートが不十分な靴を長期間使用することで、足部のアライメントが崩れ、結果としてO脚を助長することがあります。

 

③運動不足

下肢の筋力低下を引き起こし、適切な姿勢や歩行パターンを維持することを難しくします。これにより、O脚のリスクが高まる可能性があります。

 

④偏った運動習慣

例えば、サッカーやスキーなど、膝を外側に開く動作を多く含むスポーツを過度に行うことで、O脚が進行するリスクがあります。

 

これらの生活習慣に注意を払い、バランスの取れた活動と適切な姿勢を心がけることが、O脚の予防と改善には重要です。必要に応じて、専門家のアドバイスを受けながら、自分に適した生活習慣の改善を行うことをおすすめします。


最後までご覧いただきまして誠にありがとうございました。

次回は改善補法についてお話しようと思います。

 

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