2014年02月14日

小顔に向けて知りたいお話

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今日は、皆様にお顔の事・骨格の事をもっと知って頂きたいというところからお顔の構造についてお話していきます。
まず今回は『お顔の骨格』についてです。

お顔の骨格

頭蓋骨 縫合 顔骨

お顔の骨(※以下頭蓋骨)は全部で23個(舌骨含む)の骨で構成されているという事はよく聞くと思います。その23個もある骨が縫合という縫い目によって複雑に組み合わさってひとつのユニットになっているのです。その複雑な構造から脳頭蓋顔面頭蓋の二種類に分類されます。

脳頭蓋(のうとうがい)

・前頭骨(ぜんとうこつ)、蝶形骨(ちょうけいこつ)、頭頂骨(とうちょうこつ)(2対)、篩骨(しこつ)、側頭骨(そくとうこつ)(2対)、後頭骨(こうとうこつ)

顔面頭蓋(がんめんとうがい)

頬骨(きょうこつ)(2対)、涙骨(るいこつ)(2対)、鼻骨(びこつ)(2対)、下鼻甲介(かびこうかい)(2対)、鋤骨(じょこつ)、上顎骨(じょうがくこつ)(2対)、下顎骨(かがくこつ)、口蓋骨(こうこうがい)、舌骨(ぜっこつ)

頭蓋骨の縫合

頭蓋骨 縫合 歪み
※縫合部分を赤色で示した(一部除く)
【代表的な縫合】
(1)冠状縫合(かんじょうほうごう)→前頭骨と頭頂骨を結ぶ
(2)矢状縫合(しじょうほうごう)→左右の頭頂骨を結ぶ
(3)ラムダ縫合(ラムダほうごう)→頭頂骨と後頭骨を結ぶ ※人字(じんじ)縫合とも呼ばれる
(4)鱗状縫合(りんじょうほうごう)→頭頂骨と側頭骨を結ぶ

このように頭蓋骨は縫合によってしっかり組み合わさっています。
でもなぜ頭蓋骨という狭いスペースで23個もの骨が複雑に組み合わさっているのでしょうか?
それにはきちんと答えがあるのです!

頭蓋骨の役割

頭蓋骨の中にある〝脳〟を外からの外力から守る働きです。
もし仮に、頭蓋骨がひとつの骨だとしたら何か衝撃が加わった時に直接脳に影響がでてします恐れがあります。しかし23個の骨が縫合によってある程度の柔軟性を持った上で構成される事で衝撃が加わってもクッションとなって衝撃を和らげてくれるのです。

皆様、何となくでも頭蓋骨の構造はお分かり頂けましたか?
今日の記事をもとに、何がいけないのか。どうしたらキレイになるのか。などについてブログ内でお話していきたいと思います。