2014年06月10日
ブログご覧いただきありがとうございます。
本日は前回に引き続き、内臓とお肌の関係についてお話していきたいと思います。
日本人はよく下痢や便秘になる傾向がありますが、特に女性は便秘になりやすいかと思います。
その便秘がお肌に及ぼす影響も含め、「腸とお肌」についてお話していきます。
まず、食べ物を食べると食道、胃、十二指腸、小腸、大腸の順に流れていきます。
胃で食べたものを細かく溶かし、小腸で栄養のほとんどを吸収し、大腸で水分と一部のビタミンを吸収します。
栄養素を吸収する腸が不調になると必要な栄養素が十分に吸収できず、結果、栄養が全身に行き渡らず肌トラブルを招いてしまいます。
また便秘になると、体外に排泄しようとしていた毒素が腸内に留まってしまい、本来の腸内環境を乱し善玉菌が減少し、悪玉菌が増殖してしまいます。その結果、毒素が血液の中に入り、それが肝臓へ行き負担を強くし肌トラブルや免疫系へ影響を与えアレルギー体質のきっかけにもなってしまうと言われています。
また、大腸の始まりから出口へと行く長い間に水分は徐々に吸収されていきます。便が長く留まってしまうとさらに便からの水分が吸収され硬く排出しにくい便になり便秘を助長させてしまいます。
イメージするならば、「36°、37°の炎天下の状況にお弁当を放置しておくとどうなるでしょうか?」
お弁当はすぐに腐ってしまいます。水分もなくなってしまいます。腐った食べ物からは有毒なものが生み出されてしまいます。そんな状況が身体にとって良いはずがありません。
体内は常に36~37°の体温があり、その中に食べ物が入るわけですから、便秘が続くという事は全く同じ状況と言えます。
・食物繊維の不足(食生活の偏り)
・運動不足
・ストレス
・身体の歪み(特に骨盤部分)
・水分をあまり摂らない
腸を始めとする内臓は全て脳からの指令が神経に伝えられ動いています。
腸を動かす神経はと言うと骨盤から出ています。その骨盤が歪んでしまうとその神経に影響を及ぼし、腸がしっかりとした動きができなくなってしまいます。
骨盤の歪みはその他内臓にも様々な影響を与えますのでとても大切なポイントになります。
肌トラブルを感じている方は一度、骨盤の歪みや腸内環境を整える事を意識してみてはいかがでしょうか?