2014年11月01日
ブログご覧いただきありがとうございます。
季節も秋になり外はずいぶん肌寒くなってきました。
寒くなってくるとコートを着たり、重ね着をしたり寒さ対策をしますが、
身体も季節が変わってくるとその季節に応じて順応します。
そこで本日は肌寒くなった今の季節と体の変化(特に筋肉)についてお話していきます。
人間には体温というものがあります。通常36.0前後が正常値とされていますが、
そもそも人間には熱を作り出す機能が備わっており、それを「産熱」と言います。
産熱には5種類の方法があります。
①筋肉の動き(ふるえ産熱)・・・筋肉が動く事によって熱が発生
②基礎代謝量・・・カラダを動かす為の基本的なエネルギー(熱量)
③食事誘発・・・食事後に消化管運動が高まり食べた物が代謝される時に熱が発生
④非ふるえ産熱・・・筋肉の動きではなく、代謝を高める時に発生。主に肝臓で起こる
⑤ホルモンの作用・・・甲状腺ホルモンや女性ホルモンなどの働きにより代謝が活性化され、熱が発生
中でも①番の筋肉の動きによるものが全体の約40%も占めていると言われています。
体を動かすと体が熱くなるのはこのためです。
寒くなると筋肉をギュッと収縮し固くなり、熱を発生させ体温を維持させようとします。
体温が低くなると体の様々な機能が低下するのでそれを防ぐための反応として固くなります。
すなわち、寒い季節は自然と筋肉が固くなりやすくなります。
筋肉が固いと具体的に何が良くないのか?
それは、固くなる事によって、
①肩こりや腰痛などの症状が悪化しやすくなります。
②姿勢の歪みがひどくなる。
③筋肉が固くなり動きが悪くなる事によってむくみが発生しやすくなる。
などがあげられます。
①人間は痛みを脳へ伝える為に末梢神経という神経が全身に張り巡らされています。
その末梢神経は筋肉内の隙間を通って伸びていくのですが、筋肉が固くなる事によって隙間が押しつぶされ神経も圧迫されてしまいます。
それが続くと神経を損傷してしまい痛みを発生してしまいます。
この痛みこそが肩こりや腰痛などの重だるいという症状になります。
②筋肉は全て(一部のお顔以外)骨から骨についています。
筋肉が固くなる事によって骨を引っ張ってしまい、それが姿勢の歪みやお顔の歪みという事になります。
それ以外にも関節の動きが固くなり柔軟性も低下します。
③むくみとは体に溜まった余分な水分や老廃物の事で静脈やリンパ管と言われる管の中を流れていきます。
特にリンパ管は筋肉が動く事によって同時に押し出されて流れているので(マヨネーズなどのチューブを押し出す感じ)筋肉が固くなる事によってその動きが弱まり水分が流れない状態になってしまいます。
お顔やお体の事で気になる方は是非一度ご相談下さい。
大阪・南船場店
「ご予約はこちら」
「無料カウンセリングはこちら」
東京・恵比寿店
「ご予約はこちら」
「無料カウンセリングはこちら」