2025年09月13日

「長時間のデスクワークで腰がガチガチ…」
「椅子から立ち上がる時に腰がつらい…」
「夕方になると腰が重く感じる…」
こんなお悩みを抱えている働く女性はとても多いです。調査でも、多くの人が一度は腰の不調を経験するといわれています。
今回は、座り仕事による腰の負担の原因から、オフィスや自宅でできるセルフケア、美容整体でのサポート方法まで、総合的にご紹介します。
デスクワークが体に与える影響
・同じ姿勢が長く続くことによる筋肉のこわばり
→ 血流が悪くなり、疲れを感じやすくなります。
・座り方のクセによる骨盤や姿勢の乱れ
→ 足を組む・浅く腰掛けるなどで、腰に負担がかかります。
・股関節まわりの硬さ
→ 座っている間ずっと曲がっているため、股関節や太もも前側が硬くなりやすく、腰を支えにくくなります。
・前かがみ姿勢
→ 画面に近づくと背中が丸まり、自然な背骨のカーブが崩れることがあります。
よくあるサイン
・夕方になると腰が重い
・椅子から立ち上がる時に違和感がある
・長時間座っていると腰がだるい
・無意識に姿勢を変えたくなる
・休んでも腰の疲れが残る
座り方のポイント
・椅子に深く腰掛けて背もたれに背中をあずける
・足裏は床にしっかりつけ、膝は90度を目安に
・画面は目線の高さに近づける
・肩の力を抜き、あごを軽く引く
1時間に1回のリセットタイム
・腰ひねりストレッチ:椅子に座ったまま上半身を左右にひねる
・股関節ストレッチ:片足を反対の膝に乗せ、上体を前に倒す
・背伸びリセット:両手を上に伸ばし、左右にゆらして脇腹を伸ばす
小さな工夫
・足元にフットレストを置いて楽な高さに
・書類やパソコンは目線の高さに配置
・電話は肩と首で挟まずハンズフリーに
・環境づくり
・椅子が合わない時はクッションやタオルで高さを調整
・ソファ作業は避け、できるだけ机と椅子を使用
・ローテーブルで作業する場合は、背もたれ代わりにクッションを
会議や休憩の合間ケア
・その場で足踏み30秒
・腰に手を当てて左右に体を倒す
・膝を胸に抱えるストレッチ
入浴でリラックス
・38〜40度のお湯に15〜20分
・湯船で軽く膝を動かすと血流がスムーズに
・アロマや入浴剤でリラックス効果もアップ
寝る前ストレッチ
・膝抱えストレッチ:腰を丸めるように抱え込む
・ツイストストレッチ:膝をそろえて左右に倒す
・お尻の筋肉ほぐし:足首を膝に乗せ、太ももを胸に引き寄せる
腰を支える筋肉づくり
・プランク:体幹を整える基本トレーニング
・ヒップリフト:お尻を持ち上げて腰回りの筋肉を活性化
日常の工夫
・階段を使う、一駅歩く
・通勤時は背筋を伸ばして立つ
・休日は散歩や軽い運動で体を動かす
セルフケアに加えて、プロの手で体のバランスを整えるのも選択肢のひとつです。
美容整体で期待できること
・姿勢や体のバランスを整えるサポート
・筋肉や関節の動きをスムーズに導く施術
デスクワークは避けられないけれど、腰への負担は工夫で減らすことができます。
今日からできる3つのこと
毎日頑張る自分の体を、少しずつケアしてあげてくださいね。
心も体も軽やかに、仕事もプライベートも楽しみましょう。