2025年10月10日

「第二の心臓」って聞いたことありますか?
私も最初に聞いた時は「え、心臓って二つあるの?」って思っちゃいました(笑)。でも違うんです。これ、実は私たちの体のある部分のことを指していて、美容にも健康にもすごく大切な役割を果たしているんですよ。
その場所とは…「ふくらはぎ」。
「ふくらはぎが心臓?どういうこと?」って思いますよね。今日は、知っているようで知らない、ふくらはぎの驚くべき働きと、そのケア方法についてお話ししますね。
これを知ってから、私の夕方のむくみが本当に変わったんです。
ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれる理由、分かりやすく説明しますね。
血液は体をぐるぐる巡っている
私たちの体の中では、血液が休むことなく全身を巡っています。
心臓がポンプのように血液を送り出して:
・栄養や酸素を体の隅々まで届ける
・老廃物や二酸化炭素を回収する
・体温を調節する
この働きがあるから、私たちは元気に過ごせるんですね。
でも、足からの血液はどうやって心臓に戻るの?
ここで問題が。足って、心臓から一番遠い場所にありますよね。
しかも重力に逆らって、下から上に血液を押し上げないといけない。心臓だけの力では、ちょっと大変なんです。
そこで登場するのが「ふくらはぎ」!
ふくらはぎが血液を押し上げるポンプに
ふくらはぎの筋肉が動くと:
・筋肉がギュッと収縮する
・血管が圧迫される
・血液が心臓に向かって押し上げられる
・筋肉が緩む
・また血液が入ってくる
この繰り返しで、足の血液を心臓に送り返しているんです。
まるでポンプみたいですよね?だから「第二の心臓」って呼ばれるんです。
すごいと思いませんか?私たちが歩いたり、階段を上ったりする度に、ふくらはぎが頑張って血液を送ってくれているんです。
「そんなに大事な場所なんだ」って分かってきましたよね。
じゃあ、このふくらはぎの働きが弱くなると、どうなると思いますか?
むくみやすくなる
ふくらはぎのポンプ機能が弱いと、足の血液がうまく心臓に戻れません。
すると:
・足に水分が溜まる
・夕方になると靴がきつくなる
・足が重だるい
・パンパンに腫れたような感じ
「朝は大丈夫なのに、夕方になると足がパンパン」という経験、ありませんか?それ、ふくらはぎのポンプ機能が追いついていないサインかもしれません。
冷え性になりやすい
血液の巡りが悪いと、温かい血液が足先まで十分に届かなくなります。
・足先が常に冷たい
・冬は足が冷えて眠れない
・お風呂に入ってもすぐ冷える
冷えは万病のもと、なんて言いますよね。実際、冷えがあると体調を崩しやすくなったり、お肌の調子も悪くなりがちです。
疲れやすくなる
血液の巡りが悪いということは、全身に酸素や栄養が届きにくいということ。
・なんとなくだるい
・疲れが取れにくい
・朝からしんどい
こんな症状、思い当たりませんか?
実は美容にも大きな影響が
血液の巡りは、美容にも深く関わっています。
・肌のくすみ
・目の下のクマ
・セルライトができやすくなる
・代謝が落ちて太りやすくなる
え?ふくらはぎと顔の肌って関係あるの?って思いますよね。
でも体は全部つながっているから、足の血液の巡りが悪ければ、顔の血色だって悪くなるんです。意外ですよね。
ちょっと気になってきましたか?今の自分のふくらはぎの状態、チェックしてみましょう。
ふくらはぎの健康チェック
□ 座りっぱなし、立ちっぱなしの時間が長い
□ 運動する習慣がほとんどない
□ ふくらはぎを触ると冷たい
□ ふくらはぎが硬くてパンパンに張っている
□ 夕方になると靴がきつくなる
□ 足がよくむくむ
□ 足先の冷えが気になる
□ 足がよくつる(こむら返り)
3つ以上当てはまる方は、ふくらはぎのポンプ機能が弱っているかもしれません。
こんな生活習慣、心当たりありませんか?
デスクワークで一日中座りっぱなし
座っている時は、ふくらはぎの筋肉をほとんど使いません。ポンプ機能が働かないんです。
エレベーターやエスカレーターばかり使う
階段を使わないと、ふくらはぎの筋肉を動かす機会が減ってしまいます。
ヒールの高い靴をよく履く
ヒールが高いと、ふくらはぎの筋肉が十分に伸び縮みできません。
運動が苦手で全くしていない
筋肉は使わないとどんどん弱くなってしまうんです。
一つでも当てはまったら、ふくらはぎのケアを始めるチャンスです!

「じゃあ、どうすればいいの?」って思いますよね。大丈夫、難しいことはありません。
【超簡単】デスクでこっそりできる運動
仕事中でもできる、簡単な動きから始めてみましょう。
座ったままできる「つま先上げ下げ」
これを10回繰り返すだけ。
トイレ休憩の時とか、電話しながらとか、いつでもできますよね。私も会議中にこっそりやってます(笑)。
立ち上がった時の「かかと上げ下げ」
これを10回。
コピー機を使う時、お茶を入れる時、ちょっとした時間にできますよ。
【お家で】もう少ししっかりケアしたい時
お風呂上がりの簡単マッサージ
体が温まっているお風呂上がりが一番効果的!
ポイントは「下から上」。心臓に向かって血液を送るイメージです。
クリームやオイルを使うと、肌への摩擦も減って一石二鳥ですよ。
寝る前のストレッチ
これ、足のむくみ取りにも効果的なんです。
【日常生活で】ちょっとした意識改革
階段を使う習慣
エスカレーターがあっても、できるだけ階段を。最初は1階分だけでもOK。
階段の上り下りは、ふくらはぎの筋肉をしっかり使える最高の運動なんです。
歩く時はかかとから着地
普段の歩き方も大切。かかとから着地して、つま先で蹴り出す。
この歩き方をすると、ふくらはぎの筋肉がしっかり働いてくれます。
立ち仕事の合間に足踏み
立ちっぱなしの方は、時々その場で足踏みを。
30秒でいいので、ふくらはぎを動かしてあげてください。
続けるコツは「頑張りすぎないこと」
ここまで色々お伝えしましたが、全部を完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
小さなことから始めよう
最初は一つだけでOK。
・デスクで1時間に1回、つま先上げ下げ
・1日1回、階段を使う
・寝る前にふくらはぎを10回さすり上げる
どれか一つ、続けられそうなものから始めてみてください。
「ながら」でできることを選ぶ
「ふくらはぎのケアの時間」を特別に作るのは大変ですよね。
だから:
・テレビを見ながらマッサージ
・歯磨きしながらかかと上げ
・通勤で階段を使う
日常の中に組み込んじゃうのが一番続きます。
変化を感じるのは2週間後くらいから
「全然効果ない…」って諦めないでください。
体の変化って、すぐには感じにくいもの。でも続けていれば:
・「あれ、今日は足が軽いかも」
・「夕方のむくみが少ない気がする」
・「足先が冷えにくくなった」
そんな小さな変化に気づく日が来ますよ。
実は、ふくらはぎをケアすると、こんな嬉しい効果も期待できるんです。
美脚に近づける
むくみが取れると、足がスッキリ細く見えます。
それに、ふくらはぎの筋肉が適度に動くことで、引き締まった美しいラインに。
ぐっすり眠れるようになる
血液の巡りが良くなると、体がリラックスしやすくなります。
特に足先が温まると、眠りの質も上がるんです。
疲れにくい体になる
全身の血液の巡りが良くなると、疲労物質も溜まりにくくなります。
「最近、以前より元気かも」って感じられるかもしれません。
肌の調子も良くなる
血行が良くなれば、肌に栄養が届きやすくなります。
くすみが気にならなくなったり、血色が良くなったりという変化も期待できます。
いかがでしたか?ふくらはぎの大切さ、伝わりましたか?
「第二の心臓」なんて大げさな呼び名かと思っていたけど、本当に大切な場所だったんですね。
これからは:
・エレベーターより階段を選んでみる
・デスクで時々つま先を動かしてみる
・お風呂上がりにさすり上げてみる
そんな小さなケアから始めてみませんか?
ふくらはぎを大切にすることは、自分の体全体を大切にすること。
そして何より、続けることで必ず変化は訪れます。焦らず、無理せず、できることから始めてみてくださいね。
あなたの「第二の心臓」が元気に働いて、毎日がもっと快適になりますように。
最後までありがとうございました。
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