2025年04月10日
こんにちは。
いつもブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
暖かい日が増え、春の訪れを感じる季節になりましたね。
桜の開花が待ち遠しい一方で、「なぜか体がだるい」「疲れやすい」と感じていませんか?実はこれ、多くの女性が春先に経験する自然な体の反応なのです。
今回は、春の季節の変わり目に感じるだるさや疲れの要因と、元気に過ごすための対策をご紹介します。
春は日によって気温差が大きく、また気圧も不安定に変動します。この環境変化に体が追いつけず、自律神経のバランスが乱れがちに。自律神経は体のほぼすべての機能をコントロールしているため、バランスが崩れると疲労感やだるさを感じやすくなります。
春は花粉症の季節。花粉症の方はもちろん、症状が出ない「潜在的アレルギー」の方も、体は花粉に反応して免疫システムが常に活性化状態になっています。これが知らず知らずのうちに体力を消耗させる原因に。また、春先に増加するPM2.5なども体への負担となります。
4月からの新生活や環境変化に向けた準備や心理的プレッシャーも、春先の疲れの一因です。仕事や家庭での役割の変化、目標設定など、目に見えないストレスが蓄積していることも。特に30代~40代の女性は、家庭や仕事の両立など多くの役割を担っているため、季節の変わり目の影響を受けやすいことが指摘されています。
女性ホルモンは外部環境の変化に敏感です。日照時間や気温の変化に伴い、ホルモンバランスも変動します。これが体調やメンタル面に影響を与え、だるさや疲れを感じやすくする一因となっています。
以下の症状に当てはまるものはありませんか?
[ ] 朝起きるのがつらい、寝ても疲れが取れない
[ ] 頭がぼんやりする、集中力が続かない
[ ] 肌荒れや吹き出物が増えた
[ ] イライラしやすい、気分の波が大きい
[ ] 胃腸の調子が悪い
[ ] 肩こりや頭痛が増えた
[ ] 体が重く感じる、むくみやすい
3つ以上当てはまる方は、春の季節変化の影響を受けているかもしれません。
春先は朝晩と日中の気温差が大きいため、体温調節がしやすい服装を心がけましょう。薄手のカーディガンやストールなど、脱ぎ着しやすいアイテムを活用して。特に首元や手首、足首など「末端冷え」を防ぐことが大切です。
春の不調には、以下の栄養素が効果的です:
・ビタミンB群:疲労回復をサポート(レバー、大豆、玄米など)
・ビタミンC:免疫力向上と抗酸化作用(イチゴ、ブロッコリー、柑橘類など)
・マグネシウム:自律神経のバランスを整える(ナッツ類、海藻、緑黄色野菜など)
また、春は消化機能が不安定になりやすい時期。温かい食事や消化に良い食材を選ぶことも大切です。
冬の間、活動量が減っていた体を少しずつ目覚めさせましょう。急に激しい運動を始めるのではなく、ウォーキングやストレッチから始めるのがおすすめです。特に朝の軽い運動は体内時計を整え、一日の活動をスムーズにしてくれます。
20~30分の朝の散歩は、セロトニン(幸せホルモン)の分泌も促進し、メンタル面にもプラスに作用します。
春は寒暖差で睡眠の質が低下しがちです。快適な睡眠環境を整えるポイント:
・寝る1時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控える
・寝室の温度は18~20℃、湿度は50~60%が理想的
・軽いストレッチやぬるめのお風呂で体をリラックスさせる
・寝具は季節に合わせて調整(春は通気性の良い素材がおすすめ)
ストレスは春の不調を悪化させる大きな要因です。日々の生活に小さなマインドフルネス習慣を取り入れてみましょう:
・朝起きたら深呼吸を5回
・食事は一口ずつよく噛んで味わう
・通勤・通学中に周りの自然の変化に意識を向ける
・入浴時に体の力を抜き、リラックスする時間を作る
たった5分でも意識的にリラックスする時間を持つことで、自律神経のバランスが整います。
春は意外と汗をかきやすく、知らず知らずのうちに脱水状態になっていることも。水分不足は代謝低下や疲労感の原因に。
朝起きたらコップ1杯の白湯を飲む習慣をつけると、代謝アップと排泄促進に役立ちます。日中もこまめに水分を取り、夕方以降はカフェインを避けるようにしましょう。
春は精神的にも不安定になりやすい季節。自分を責めるのではなく、「季節の変化に体が適応している時期」と捉え、優しく自分に接することが大切です。
好きな香りのアロマを取り入れたり、週末には自然の中で過ごす時間を作ったり、小さな楽しみを見つけてメンタル面からのケアも忘れずに。
季節の変わり目の一時的な不調なのか、別の健康問題が隠れているのかの見極めも重要です。以下のような症状が長く続く場合は、専門家への相談を検討しましょう:
・2週間以上続く強い疲労感
・日常生活に支障をきたすほどの気分の落ち込み
・原因不明の体重変化
・38℃以上の発熱
・呼吸困難や動悸
春の季節の変わり目に感じるだるさや疲れは、多くの場合、体が新しい環境に適応しようとしている自然な反応です。この時期を乗り越えるためには、環境の変化に対して体と心が適応できるよう、意識的なケアを行うことが大切です。
今回ご紹介した対策を取り入れて、春の変化を体調不良のきっかけではなく、新しい習慣や自己ケアを始める良い機会として前向きにとらえてみてください。
桜が満開になる頃には、あなたの体も春の環境にすっかり適応し、新たなエネルギーに満ちているはずです。心地よい春をお過ごしください。
最後までありがとうございました。
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