2014年07月04日

えっ!?そうだったの?睡眠時間などの新常識をご紹介!!

えっ!?そうだったの?睡眠時間などの新常識をご紹介!!

ブログご覧いただきありがとうございます。

本日は「睡眠」についてお話ししたいと思います。
美容のため、健康のため、睡眠は人間が生きていく上で欠かす事のできないものです。
その睡眠について、認識と実際とで少し違いがあるのでご紹介いたします。

そもそもなぜ、人は眠るのか

人をはじめとする動物は眠る事によって、脳と体の疲労回復、記憶の整理・定着、ストレスの消去、ホルモン分泌、免疫機能の維持などを行っています。美容的に非常に関係があるのは、脳と体の疲労回復、ストレスの消去、ホルモン分泌などが挙げられ、どれも大切な働きです。

「8時間睡眠」

「睡眠は人生の1/3を占めている。なので睡眠はとても大切です。」という話を布団売り場や色々なメディアなどで聞いた事がある人も多いと思いますが、それは24時間を3等分すると8時間になるからです。
しかし、「8時間睡眠をとる=8時間睡眠を取らなければいけない」という認識を持たれている方がいますがそれは少し違います。
なぜか睡眠時間の基本が8時間という風になってしまってますが、最適な睡眠時間とは人により様々です。実際、ショートスリーパーと呼ばれる、短時間の睡眠で十分な方もいらっしゃいます。そういった方は睡眠時間が短いからといって、健康的に何も特別な問題はありません。その他にも、睡眠時間が7時間の人が一番死亡率が低く、次いで6時間が低いという研究データもあります。

「90分区切りが起きやすい!?」

睡眠は90分区切りでレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返している。なので、「90分区切りで逆算して寝るとよい。目覚めがスッキリする。」と言われていますが、90分という数字はあくまで平均値になります。なので、全員が必ず90分の周期ではありません。実際は80~110分と個人差があり、朝に近づけばレム睡眠(浅い眠り)の割合が増えてきます。実際そんなに気にする必要はないようです。

「お肌のゴールデンタイム」

美肌に重要な「成長ホルモン」は午後10時~午前2時の間に出る。どこかで聞いた事があると思います。
実際は時刻とは関係がありません。実際は「眠りについて最初のノンレム睡眠(深い睡眠)時」に分泌されます。
なので、お肌を意識するのであれば、ノンレム睡眠時にどれだけ深く眠れるか。が大切になります。
寝る前は、なるべく心も体もリラックスして眠りに入るとより深く眠る事ができます。

※「成長ホルモン」について
成長ホルモンとは、体の様々な組織の修復・再生をする働きがあり、お肌もその一つです。そして睡眠中に肌の新陳代謝を活性化させ、血行を良くして肌の老廃物を取り除いてくれるため美肌の維持、シミしわの防止には欠かせないホルモンになります。